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お知らせ

「福住茶」の復活、「里山三年晩茶」物語


天理市の東に位置する福住町は、かつて「福住茶」という地域に根ざしたブランド茶があったほど茶の生産が盛んな地域だった。最盛期には560軒の農家が茶栽培をしていたが、現在は2軒までに減少し、その茶づくりの火は消えようとしていた。20年以上放棄された茶畑は人の背丈以上に伸びた茶の木が生い茂り、猪などの獣の住処となっていった。
2022年に天理市は、大和高原で耕作放棄茶畑を農薬などを使わない自然農法でお茶づくりをしていた伊川健一氏を里山地域づくりアドバイザーに迎え「耕作放棄茶畑再生プロジェクト」を開始した。